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  やはり、めぢから!




「目力(Eye Power)」


レッスンで踊っていて、目に止まる人いますよね。

「あぁ、カッコいぃ♪」

私も、最初の頃、いつも、ポケーッとうまい人見てました。
自分と同じ人間なのに、どうして、ここまで踊りに違いがあるんだろうって。


まず、そんな人たちが必ず持っている力、、、それが『目力(めぢから)』です。


ずばり、“目の力”(そのままじゃん(笑))・・・でも、とても大切ですよ。

とってもうまいダンサーが踊ると、その踊っている空間はとても大きく、
そして、ダンスの情熱があって、オーラがあって、、、

あなたは、うまいダンサーの踊りを見ているとき、どこを見ていますか?
体の使い方?手足?ターン?ジャンプ?テクニック?、、、

きっと、『目』も見ているはずです。

素敵なダンサーの『目』って、とてもクールで、情熱的で、オーラがあるのです。
いわゆる『目力』ってやつです。

ダンスに限らず、魅力的な人というのは、初めて会ったときでも、何かオーラありますよね。
「この人、なんかカッコいい、、、」って。

あれって、『目力』があるんです。



ダンサーも同じです。


素敵なダンサーは、『目力』があって、とても素敵な『目』をしています。


『目力』が身につくと、同時に『オーラ』も身につくのです!!


『目力』を養うのです、『目力』を!!!



さて、七つの心得であったように視線ってものすごい大事ですよね。

あなたは、どこを見て踊っていました?
鏡とか見てましたよね?

『「視線」と、その見ている対象との距離感は、はっきりと現れる』でしたよね。

七つの心得の『視線』を読まれましたか?

あなたは、対象との距離感が徐々にでき、空間を見ることができてきているはずです。
実は、もうその時点で、ある程度の『目力』がついてきているのです。

ですが、『目力(Eye Power)』をつけて、さらにレベルアップしましょう!



▼練習方法〜『目力』トレーニング〜

『目力』をもっともっと強力にして、カッコよく、素敵なダンサーになる!!


@見ること〜踊り手として〜

『自分の踊りを、見てくれている人の目をジッと見つめる!』

私のレッスンでは、コンビネーションの振付を踊るとき、
例えば、First(一番目に踊るグループ)とSecond(二番目)、、、と分けたとき、
踊るダンサー以外は、前に来てもらうことがよくあります。

そして、踊る側には、「見ている人を意識して踊ってね」と。
見る側には、「踊る人をしっかり見てね」といいます。


ダンサーは、見ている人を意識しながら踊るわけです。
まず、ダンサーにとって大事な感覚“見られている感覚”を養うのです。

さて、そんなとき、あなたなら、どうします?
「えっと、間違えないように、、、、あーして、こーして、、、うーん緊張するなぁ」
よくわかります。自分に一杯一杯になるんですよね。

いざ踊るときになったら、ソッコーで、うしろの方にいってる人、、、よーくわかります。
ほほえましいですよね(笑)。



でも、少しずつで良いので、次にいう方法を実践してください。



『自分の踊りを、見てくれている人の目をジッと見つめる!』



踊っていて、自分のことを見てくれているなぁと感じたら、その人の目をジッと見て、
踊ってみてください。



・・・最初、めっちゃ照れます(笑)。



でも、照れちゃダメです。照れると、見てる方も照れるし、、、

目を大きく開いて、その人に訴えかけるように踊るのです。

『一人の観客に情熱が届かないのなら、たくさんの観客に情熱は伝わらない』

のです。

楽しい踊りであれば、楽しさを目に表して、、、
悲しい踊りであれば、悲しさを目に浮かべて、、、


私もレッスンでも、一人の目をじっと見ながら踊ることがあります。
(・・・あまりすると気持ち悪がられますが(笑))

踊るとき、見ている人たちがどこを見ているか、どんな顔をしているかを
見つめています、感じています、楽しんでいます。

ダンサーって、独りよがりのナルシストといわれることがあります。
「おぉ、、見られている、、、きもちいぃ!!、、、俺って素敵だぁ!」とか。(笑)


でも、ダンサーにとって、見られることはとても重要です。
と同時に、見られていることを感じ、見てくれている人たちを見ることもとても大事です。

見ている人を、ジッと見つめ返すぐらいの『目力』を養ってください。
そのうち、一人だけでなく、たくさんの人たちを見つめる『目力』が養えます。


A見ること〜観客として〜


『ダンサーをジッと見つめる!』



踊っているときだけではなく、それを見ているときにも、『目力』を養う方法です。

先ほどのグループ分けをして、自分が見る側の時、あなたはどんなことしてます?
レッスンでよく見かける人を分類してみました。

○レッスンがはじめてのひと、初心者のひと
 ・ダンサーの踊りに合わせて、振りの確認

△ちょっといっぱいいっぱいなひと
 ・振りが難しいと感じると、なかば、あきらめ気分になっている
 ・他に自分と同じような初心者のひとがいるかどうか(自分よりヘタッピがいるかどうか)

×かなりいっぱいいっぱいなひと
 ・踊っているダンサーを無視して、曲も無視して、私のいうことも無視して(笑)、振りの確認

◎『目力』のあるひと
 ・踊っているダンサーがどんな踊りをしているか、体の使い方をどうしているか
 ・自分と違うスタイルの人がいるかどうか
 ・自分が気に入ったダンサーがどんな目で踊っているか
 ・どういう踊りをすると、クールに見えるのか


あなたは、どれにあてはまっていましたか?“『目力』のあるひと”になりましょう。

見るのも大切な勉強です。練習です。



私は、ダンスがうまくなるのは踊っているときだけじゃないと思います。

むしろ、、、



『踊っていないときにこそ、踊りがうまくなる秘訣がある』

のです。


自分が踊るときだけじゃなく、見る側に回ったときも、見るのです、見つめるのです!



こうして、あなたも、どんどんと『目力』をつけて、素敵なダンサーになりましょう!!


  




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