「Q3 足がO脚なのですが」 | ||
結論からいうと、、、 「無理矢理、矯正しなくて良い」 と思います。 「O脚は、ダンサーに向いていない」 といわれた方いらっしゃるかもしれません。 そんなことはありません! 断固として! ・・・O脚のわたしがいうのですから(笑)。 正直、O脚の場合、以下のようなデメリットはあると思います。 ・姿勢が悪くなる ・足のラインがきれいに見えづらい ・カマ足(かまあし)になりやすい ・ケガをしやすい(ねんざ、膝、腰) ・などなど 日本人の場合、“O脚(おーきゃく)”は、避けて通れません。 (日本人の9割以上がO脚といわれています) ですので、O脚のダンサー、とっても多いと思います。 だからといって、、、 > 最近クラシックバレエも始めており、先日読んだバレエの本に > 手術をしてまで直す人がいると書いてあったので、 > ちょっと不安にかられています・・。 > (ちなみに骨を切るものでした。半年近くかかるような。) ・・・辞めた方がよいです、絶対! 体の身体的・医学的な理由上、手術をしなければならない場合はともかくとして プロのダンサーでも、そこまで物理的な矯正をするよりは、日頃のレッスンで 矯正する方法を選ぶ人の方が多いと思います。 しかも、半年も動けないなんて、、、悲しすぎます(泣)。 ・・・もう一度いいます。 「無理矢理、矯正しなくて良い」 わたしは、O脚自体について、強いこだわりを持たなくてよいと思ってます。 やはり、バレエは、パーツパーツの容姿にとても重きを置いています。 ですが、ジャズの場合は、それらのパーツパーツの容姿を気にするよりは、 上体と下半身の一連の流れをうまく表現することの方を重要にして欲しいと 思うからです。 もちろん、つま先がポイントやフレックスの使い分け、膝が曲がっている、 伸びている、、、という基本的なことは、意識しなければなりませんが、、、 ただ、O脚のデメリット『姿勢が悪くなる』『ケガしやすい』という点は、 気にして欲しいところです。 そういう意味で、この二つの対策のためには、ある程度の矯正の意識は必要です。 といっても、邪道メソッド(笑)、、、 わたしがオススメするのは、こんな感じのことです。 ▼日頃より注意すること(ダンスの時) バレエの場合、1番ポジションをとったとき、 なるべく内側の筋肉を意識して、足を閉じるようにする。 →内ももの意識を持つ (ただし、過剰に筋肉を使うのはNG!) O脚の原因の一つは、太ももの外側と内側の筋肉のバランスの悪さです。 それをなおしましょう。 ▼日頃より注意すること(日常生活) ・姿勢を良くする ・背筋を伸ばす ・足を組まない ・どちらか一方の姿勢のみをとらない(横座りなどしない) O脚の原因の一つは、骨格や筋肉のずれ。 これらは主として、日常生活に由来するのです。 見ておわかりだと思いますが、どちらかというと、、、 『日常の生活レベルでの矯正を意識する方がO脚の矯正には良い』 ↑これ大切! 他にも、もっと色々な矯正方法はあるのですが、割愛します。 「日常生活での矯正」が一番重要だからです。 それと、O脚の原因として、「うしろ体重」ということもあります。 もちろん、これも姿勢を良くすることで、ある程度、解消されます。 きちんとした姿勢を取りましょうね。 ダンスの中では、体のパーツパーツの容姿を気にするよりは、 上体と下半身の一連の流れをうまく表現することの方を重要にして欲しいと思います。 |
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