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フィギュアスケートの荒川静香選手のようにやってみたいんです! でも、腰がかたいんです!「イナバウアーしたい!!」 | |
「Q20 腰の柔軟性とは?」 | |
最近、意外にも、、、地味に増えてきた質問です、ハイ。 > ご相談したいのは「腰の柔軟性」のことなんです。 > どうしても腰が硬いのです。 > ジャズダンスの中でよく出てくるレイバックなどをやると、どうしても硬いんです。 > > フィギュアスケートの荒川静香選手のようにイナバウアーのように反ってみたいですよね! イナバウアー、、、最近よく聞きますね(笑)。 って、、、そういえば、まぁ、そんな小ネタもみなさんご存知でしょうが、、、 イナバウアーとは、、、 フィギュアスケートのスケーティングテクニックの一つ。 1950年代に活躍したドイツのスケーター選手、イナ・バウアーが開発したといわれている。 両足のつま先を外側に大きく開いたまま横に滑る走法を改良し、 一方のヒザは曲げ、もう一方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢で、 両足のつま先を外側に大きく開いて横に滑る走法のことをイナ・バウアーと呼んでいる。 というわけで、、、 荒川選手の得意技として有名になったのですが、これは普通のイナバウアー(走法)に加えて 上体を後ろに反らした「レイバック・イナバウアー」と呼ばれているそうです。 つまり、背中を反らすポーズがイナバウアーではないということですね、ハイ。 ・・・で。 この腰ですが、、、ずばり、腰をそるのはひとまず辞めた方がいいかなぁと。 腰の堅さを考える前に、、、まず大事なことがあるんです。 というのも、荒川選手のイナバウアー確かにすごいですよね。 だけど、よくみると、あれは腰であって、腰でないんですよね、やわらかいところが。 腰だけがやわらかくて、あれだけ反れているわけじゃないんですよね。 そう、、、では、どこが柔らかいのか? 実は、腰ではなくて『胸』です。 胸が柔らかくてラインが綺麗だからこそ、あれだけのレイバック・イナバウアーができるのです。 しかも、胸がやわらかく使えて、さらに、荒川選手の場合は腰もやわらかいので、 さらに、すんばらしいイナバウアーができるのです。 なので、無理の腰を伸ばすと、腰に良くないですね。 やはり、レッスンでもレイバックの練習をすると、腰で反ろうとする人が多いです。 ましてや、腰も反れなくて、膝が大きく曲がってしまう人も多いんです。 ちなみに、胸でも腰でもなく、膝が大きく前に曲がってしまうのはヒンジとよばれる状態で、 レイバックでも、イナバウアーともまったく違う形になってしまうのです。 ですから、まずは胸を柔らかく使うことを練習するのです。 「えっ、でも、胸を柔らかく、、、っていっても、、、」 その方法もいたって簡単です。 ジャズのレッスンなどであるように、胸のアイソレーションをしっかり使えるようになることです。 まずはそれからですね。 だから、まず、大事なことは、、、 胸のアイソレーションをしっかりやること! そして、胸を前後にしっかりやわらかく動かせるようになることです。 胸が柔らかくなると、踊りも本当に変わってきます。 レイバックだけじゃなく、ダンスの表情、手足の使い方が綺麗になってくるんです。 ですから、レイバックをしたいという方以外にもやってほしいですね、胸バウアー!(笑) 胸が柔らかく使えると、手足が大きく鞭のようにしなやかに使えるようになるんですよね。 だから、是非やってくださいね! まずは、そこからですね、ハイ。 胸を柔らかくしましょ、胸を! ですから、無理しちゃダメですよ! 「胸バウアーですよ、むねばうあー!!!」 | |
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