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JAZZ DANCEをやると、最初にぶつかる壁、、、 「バレエができないとジャズはできない!」というのは果たして本当でしょうか? | ||
ジャズダンスの基本はバレエにあらず?! |
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ジャズダンスの世界で、まことしなやかにいわれていることがあります。 「JAZZの基本はバレエだ!」 ジャズダンスは、その誕生からして、アンチバレエというスタイルで始まり、 バレエメソッドとは違う方法を確立してきたのですが、結局はバレエの基本が、 そのままジャズの基本になっているのは確かです。 また、ダンス界では、なんとなく“バレエ至上主義”的なものってありますよね。 芸術として、技術として、歴史として、素晴らしいものを確立されていて、、、 私もバレエが好きです、とっても勉強になります。 、、、が。 ここは、ジャズダンス専門のサイトです。 「JAZZの基本はバレエ!」なんていったら、寂しいじゃないですか! というわけで、あえて“ジャズダンス至上主義”派になります、私は(笑)。 では、なぜジャズの基本がバレエではないか? だって、、、 「バレエダンサーは、ジャズ踊れないもん、、、」 (ジャズが踊れるバレエダンサーの皆様、すいません) 屁理屈のように聞こえるかもしれませんが、事実です。 これは大切なことです。 バレエをやっていた方で、ジャズをやっている方ならきっとわかると思います。 胸のアイソレーションに、きっと苦労されたと思います。 お尻をサイドに振ることに、きっと苦労されたと思います。 ・・・他色々。 やっぱりジャズとバレエって、似ているようで何だか違いますよね。 もちろん、、、「ジャズダンサーは、バレエ踊れないもん、、、」ってのも事実ですよ。 (実は、結構踊れるダンサー知っていますが(笑)) ちょっと話がそれそうなので、戻します、、、 つまり、、、私がいいたいのは、、、 「ジャズダンスの基本は、ジャズダンスです!」ということです。 よくジャズのレッスンをしていて、いわれることが多々あります。 「バレエできないんですけれど、、、」 ・・・ジャズのレッスンなのに、なんでしょうね。 正直な話、ジャズダンサーって、やっぱりバレエしますよね、絶対に。 (ただ、バレエダンサーはジャズしませんね、あんまり。) ターンやジャンプなどのテクニック、、、やはりバレエは絶対に避けて通れません。 バレエのプリエやアームス、姿勢、体の使い方はジャズにはとっても大切です。 ジャズとバレエ、、、切っても切り離せないですね。 でも、バレエそのものに、必要以上に、コンプレックスを抱くことはありません。 バレエを、ジャズダンスをするための一つのアプローチとして位置付ければよいのです。 そんなわけで、、、 「バレエに苦手意識を持ちながら、必死にがんばっているジャズダンサー」って多いですよね。 私は、そんな健気なジャズダンサーが大好きです(笑)。 がんばれ!ジャズダンサー!! がんばれ!ジャザー!! というわけで、、、 バレエ至上主義にあえて、軽く、こっそり、ひっそりと一石を投じてみたコラムでした(笑)。 | ||
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