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ジャズダンサー上達サイトダンスあれこれ話 > 「ダンスと英語と、、、○○の話」

   キャン・ユー・スピーク、、、?!
   あなたは英語を話せますか?! 日本語を話せますか?!





「ダンスと英語と、、、○○の話」




昔、まだインストラクター駆け出しの頃、、、

自分のレッスンに、外国人の方が受けに来ました。


もう、見るからに外国人の方でしたね。



って、私も、まだまだレッスンを進めるだけでも精一杯な状況で、
生徒さん全部に目が届かない中での、、、

外国の方が来る、、、みたいな。



・・・超あせりましたね。



やべぇ、、、今日は、初心者の方も受けているし、、、


こういうときに限って、他の生徒さん、たくさんだし、、、



しかも、今日に限って、コンビネーション初日だし、、、





って、外国の方がいるってことは、、、日本語わかるかなぁ、、、



って、英語だよね、、、あの感じは、、、きっと日本語わからないよなぁ、、、



やべぇ、、、日本語もおぼつかないのに、、、




えぇ〜、、、英語、日本語、英語、、、日本語、、、何語?!





で、時間になりました。





「では、ダンスのレッスンはじめま〜す!!」




やっぱり、ココは日本、日本語で挨拶しないと。



にしても、普段なら「レッスン始めます!」なのに、、、

少し緊張したせいか「ダンスのレッスン始めます!」って。


ダンスに決まってるじゃんって、自分に心の中で一人突っ込み(笑)。





たんたんとウォーミングアップを進めていましたが、
やっぱり外国人の方が、ちょっと遅れている様子でしたね。


ちょっと日本語だとわかりにくいのかなぁ、、、




「ライト、チェンジ、レフト、、、伸ばして、スト〜レッチ!!」






日本語、英語を織り交ぜながら、頑張ってみました。



って、そもそもレッスンに慣れていない私、、、


英語を話そうと考えると、ウォーミングアップの動作がままならなくなり、、、

動きやカウントを間違えたりして、、、



(イカン、イカン、、、動揺してきた)




ただでさえ、デビューしたばっかりでしたからね、、、上手くできるはずもなく、、、






「はい、右のライトで、、、


 次は、アザーサイドからの、、、左、、、レフトで!」




 ※アザーサイド(Other side):反対側





・・・なんだかしっちゃか、めっちゃかで(笑)。






で、ようやくしっとりと、、、フロアーストレッチの時間になって、、、



ちょっと曲調もゆっくりになって、、、



声が通るように、ちょっと音を小さくして、、、



生徒さんを見回りながら、声をかけたりしてました。





で、、、その外国人さんのところに近寄っていきました。




レッスン問題ないですか、大丈夫ですか、、、って聞こうって思ったんです。





で、、、まずは、一応、日本語、大丈夫かなあって。









「あ〜、、、







 キャン・ユー・スピーク、、、」






って聞こうとした瞬間、、、







向こうから、、、









「日本語、大丈夫です。


 ありがとうございます!!」





と一言。




私も、周りの生徒さんも、一瞬、硬直して固まりました。










「え゛〜っ!!」







「な〜んだぁ、、、日本語、大丈夫なんだぁ、、、」と私。






すると、周りの生徒さんも、みんな満面の笑みで。


あっという間に、和やかな雰囲気になりました。



生徒さん達も感じてたんでしょうね、私が英語を無理して使ってるって(笑)。




ダンスって、もちろん、英語の用語もたくさんあるので、
伝えやすいこともあるのですが、やっぱりニュアンスはつたえづらいし、、、

ましてやネイティブの人にしたら、中途半端な英語だと余計にわかりづらいかも。


ダンサーなら、ダンスで伝えられますが、言葉も大事ですよね。





というわけで、その日のレッスンは、無事に終わりましたとさ。










・・・で、ダンサーと英語の話は、これで終わらず(笑)。







それから数日後。






場所は変わって、とある牛丼屋さん。



レッスンの空き時間に、遅めの昼食を食べていました。




そこへ、またしても、来客あり。



そう、外国人男性2人組、、、もちろん、先程とは別の人ですよ。



、、、って、折りしも私の隣へ。





見ていると、メニューを取り出して、2人して悩んでいる様子、、、


小声で何かをヒソヒソと話していました。




一人の方は、首を振ったり、手を横にしたり、、、


もう一人も困った顔で、メニューを見て、ああだこうだと悩んでいるようでした。



店員さんも、遠くからソワソワと見ているようでした。






で、、、こう見えて、良い人の私。




あまりにもメニューも決まらないので、助けてあげようかと、、、




えっと、、、確か、牛丼って、、、英語で、、、何ていうんだっけなぁ、、、






昔、、、ニューヨークでも食べたよな、、、




あっ、そうだ、、、




Beef Bowl(ビーフボウル)






で、助けてあげようかと、、、




そう思って、、、




キャン・ユー・スピーク、、、






ではなくて、、、今度は、、、







キャン・アイ・ヘルプ・ユー?!


(Can I help you ?(どうしました?))






って聞こうとした瞬間、、、









「ナミ、、、ツユダク!」





すると、もう一人が、、、







「じゃぁ、、、オレも、、、




 ナミ、、、ツユダク、、、ビーセット!」













「え゛〜っ!!」と心の声。



もうあまりにビックリしすぎて、思わず笑いも出なかったです(笑)。



にしても、ツッコミどころ満載ですよね。



「ナミ(並)」もビックリですけど、、、、



「ツユダク」って(笑)。


しかも、「じゃぁ」とか、「オレも!」って、ツッコミどころ満載(笑)。




よくよく聞いてみると、実は二人ともベラベラ日本語でしゃべってました。

その後も、オイシイ、オイシイって、いってました(笑)。







ちなみに、ツユダク(つゆだく)を英語で言うと、、、


beef bowl with dip


とか、、、


beef bowl with extra juice



だそうです。





というわけで、、、





・・・ダンスと英語と、、、牛丼の話でした(笑)。






いやぁ、、、日本も国際化してますな。



この国際化のスピードについていけないJAZZ-Oでした(笑)。











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