ダンスあれこれ話「アナタは持ってますか、『当たり前の感覚』を」
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> アナタは持ってますか、『当たり前の感覚』を?

ダンサーに限らず、、、意外と、
『当たり前の感覚』って持ってないんですよね。

大切なのは、『当たり前の感覚』!


えっ、なんのこと。

しかも、最初にオチを言ってるし(笑)。



レッスンをしていて、、、

動きを教えていて、、、

生徒さんがそれを真似していて、、、


微妙な違和感があったので、、、

「うん、ちょっと違うよ!」

とハッキリ言う私。


見ると、明らかに変な動き。
似てはいるけれど、似て非なるものでした。

って、説明すると、生徒さん自身も納得。

よくよく比べてみると、
肩の角度が違う、おへその向きが違う、などなど。


でも、これって、実はすぐわかる。
鏡見ながらやってるし、、、

まさに「見たら、わかるじゃん!」レベル。

だって、明らかに『ヘンテコ』だもん(笑)。



ですが、鏡を見て、必死になって、
振付を覚えようとしてると、気が付かない、、、

なぜか、、、



そう、、、


『当たり前の感覚』

が無くなっているから。



とはいうものの、
実は生徒さんも感じていたりします。

「なんか変だなぁ、、、」って。


でも、動きを必死に追うあまり、それに気が付かない。



だから、それを大事にしてほしいんですよね。


「なんか違う。」と思ったら、違うってこと!


その『当たり前の感覚』って、超大事!!



じゃあ、どうしたらそういう感覚が養えるか、、、


答えは意外と簡単です。


そう、、、

“常日頃から、当たり前の感覚を大切にする”

ってこと。



街を歩いていても、人と会っても、
学校でも、仕事をしていても、、、

普通に、ある意味、当たり前の感覚を持っていれば良いのです。


ですが、意外とそれが出来無い。


みんなスマホを見て、外部の情報をシャットアウトして、、、

もちろん、スマホから得られる情報も多いけれど、
それだけだとちょっと本能が研ぎ澄まされない気がします。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・感覚、、、

そうのって、スマホからだけでは得られない感覚。
スマホは視覚・聴覚ぐらいかな、、、



話は変わって、、、

私はよく芝居や演劇など、ダンス以外の公演を見に行きます。


すると、たまに違和感のある公演があります。

そう、リアリティが感じられないって時が。


例えば、、、

・セリフに実感がこもっていない

・なんだかもたつく

・場面転換が下手

・暗転が多い



オイオイ、単なるダメ出しだろって?(笑)

もちろん、そうですけど、、、


ですが、この『当たり前の感覚』があるから、
違和感を感じるんです。

「セリフに実感がこもっていない」のは、
そもそも役者自身のスキルもあるけれど、、、

その役者自身がリアルを感じて演じてないから。

(演技も出来無い私が偉そうに言ってますけど(笑))


「なんだかもたつく」のは、そもそも練習不足。


「場面変換が下手」「暗転が多い」のは、演出家が未熟。


って、偉そうだな、私(笑)。



ですが、これって、
ダンサーとしての技術的なダメ出しではないです。

ある意味、一般人の普通の『感想』です。


ただ、不思議なもので、、、

そういう公演で、当の本人達がそれに気づいてなさそう。


もちろん、役者や演出家のせいでもありますけれど、
周りの人も誰も気づかないのって?


さっきの話に戻りますが、、、


生徒さんにしても、逆に言うと、我々にしても、
当の当事者になると、気づかないことが多いってこと。


だって、よくよく見たら、
明らかに変なポーズだったり、カッコ悪かったり、、、

ダンスをやっていない人が見ても変なのに、
それをダンスをかじっている本人が気づかないなんて。

不思議と思いません?!


それが『当たり前の感覚』なんです。


って、これは自分にも、もちろん当てはまります。


いつもダンスの作品を作って、
それを別の冷静な自分が見たらどう思うかって、、、

自問自答の日々です。


・・・まぁ、これがなかなか出来無いんですけどね(笑)。



あなたは、『当たり前の感覚』持ってますか?!







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