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TOP Pageダンスあれこれ話 > ダンサーのハングリー精神、、、ってゆうか、、、

   食パンを食べていると、、、ふと思い出すことがあります。

   そう、あの当時の記憶を、、、







ダンサーのハングリー精神、、、ってゆうか、、、



今朝、食パンを食べていて、またふと思い出しました。


そう、あの当時の記憶を、、、



そう、あの頃の『ハングリー精神』を、、、




ダンサーにとって、ハングリー精神はダンスをする上で大切ですよね。
プロダンサーになるためにも、そんな心意気必要ですよね。


あの頃の私のとっても、ハングリー精神にあふれていました。

「絶対、ダンスうまくなってやる!」


ですが、あの頃の私は、ハングリー精神というか、、、本当にハングリーでした。

そう、、、あの頃の私は、、、踊る前に、、、



ハングリー【hungry】(空腹なこと。飢えているさま。)



でした(笑)。






▼ポッポッポ

当時、ダンスに夢中な私は、お金のほとんどをダンスに使っていました。
もちろん、今もそうですが、、、

家賃・光熱費・電話代、、、うんぬんかんぬん。


いやぁ、涙ぐましき貧乏生活(汗)。


となると、一番削ることができるのって、、、そう、“食費”。
食費を何とかしておさえることが重要でした。

ダンス係数は高くても、エンゲル係数は低かったですね、私。

そんな私の数ある節約術の一つが、、、


『食パンの耳ゲット大作戦』


・・・ひどいネーミング(笑)。

近くのパン屋さんに行って、食パンの耳、、、端っこをもらうという作戦です。
作戦も何も、たいしたことないですが。


でも、ひとつネックなことがありました。


そう、、、『人には売ってくれない』ことでした(笑)。


そのパン屋さん、食パンの耳を売り物にはしてないんですよね。
とってもおいしいんですが、正規の商品ではないので、表立っては売れないとのこと。


だから、私は単純に考えました、、、そっか、こういえばいいんだ!


「ハトに餌をあげるので、くれませんか?」


店員さんに、「この人、こんなこといいながら、自分で食べるんじゃない?」って
思われるのがとっても嫌な私は、、、


「ココのパン、とってもおいしいから、ハトもたくさん寄ってくるんです!」


・・・満面の笑みで(笑)。



そんな私を見抜かれていたかどうかはわかりませんが、店員さんも飛び切りの笑顔で、
こういって、いつもパンをくれました。

「ありがとう、、、じゃぁ、お金いらないよ! みんなには内緒だよ!」



ビニール袋いっぱいに入ったパンの耳をもらって、私は大喜びでした。

「ありがとうございましたぁ!! 鳩も喜びます、きっと!」


なんて、いっちゃったりして(笑)。











『ポッポッポ、、、鳩ポッポ、、、パンの耳が欲しいか、そらやるぞぉ、、、でも、、、








 JAZZ-Oが、こっそり食べているぅ、、、』(爆)











▼おなかいっぱい

そんなわけで、あの頃の私の主要な栄養源は、パンの耳。
私の体の6〜7割が水として、、、

「残りの2割ぐらいはパンの耳で出来ていました」

↑あっ、ココ、笑うところですよ(笑)



毎日毎日パンの耳を食べていました。

意外と、私も工夫上手でしたよ、フフフ。
フレンチトーストにしたり、揚げたり、スープにしたり、、、


でもね、さすがに、飽きてくるんですよね(笑)。



すると、ある日、突然、、、衝撃のできごとがぁ!!!


「うっ、、、クチに入らない、、、」



昨日まで、食べていたパンの耳が口に入らないんですよ、マジで。
気持ちは食べようとしているのに、体が受け付けないんです。

「なっ、なんでぇ、、、?!」


お腹は空いているのに、体が受け付けない、、、

気持ちは食べようとしているのに、体が拒否する、、、



悩んだ挙句、私はとうとう、ある大変な真実を理解してしまったのです。
まさに、すごい大発見だったのです、、、



そう、、、



そう、、、







「まっ、まさか、、、





 一生分のパンの耳を食べ尽くしてしまったんだぁ!!!」







・・・誰、今、笑った人!(笑)



でもね、きっとあると思うんですよ。

人ひとりが、一生のうちに食べて良い食パンの耳の量って決まっているんですよ(笑)。
だから、私はもう到達したのかもしれない。


当時は、きっと、その限界に達した、、、もしくは限界に到達しそうだったから、
体が、その事実を教えてくれたんですよよね、きっと。


・・・ですが、それは、悲しい事実でもありました。
だって、主要の栄養源が、食べれないんですもの。


あの後の生活は、大変だったなぁ、、、、ハングリー精神が増しましたね。

それからですね、ダンスが上手くなったのって、うんうん。





「えっ、もう聞きたくない?!」って?(笑)



あはは、、、



でも、そういうのあるって思いません?

『ひとひとりが、一生のうちに食べて物の量が決まっている』ってこと。



・・・ダンスとはまったく関係ないですね、ハイ。




ちなみに、アレから、少し経って、今もそうですが、食パンも食パンの耳も、
食べられるようになってきました。

・・・だけど、限界に近づいている気がするなぁ、食パン(笑)。




というわけで、今朝、食パンを食べていて、いろんなことを思い出しました。
勝手に、良い思い出ですよね、まったく(笑)。





「ハングリー精神万歳! 食パンの耳万歳!」





というわけで、今日のテーマは「ダンサーとハングリー精神」でした、ハイ(笑)。












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