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あなたのことも、、、 あなたが頑張っていることもちゃんと見てくれています。 | ||
ちゃんと見てくれています |
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大きな、、、しかも有名な方の舞台になると、主役の方にアンダーの方がつくことがあります。 そう、控えっていうやつですね。 「なんだぁ〜、控えだって?!」 ・・・と、馬鹿にしてはいけません。 本番の人とまったく同じことを踊れるように代役としてスタンバイしてるんですから。 だから、誰でもいいわけではありません。 ダンスのテクニックしかり、表現力しかり、とてつもなく高いレベルが要求されます。 つまり、ダンサーとしては、その主役の方と同じように、超一流です、ハイ。 じゃぁ上手ければいいのかというと、そうでもありません。 公演までの練習も同じようにこなしてきて、当然ながら振付も同じように受けてきています。 まったく同じようにですよ、、、その過程も凄いって思いません?! さらに、何が凄いって。 その主役の人に何かがあった場合、すぐに代役として舞台に出るのです。 当然のように、舞台本番のその日だって、同じようにウォーミングアップをして、 本番が終わるその瞬間まで、舞台袖にいてずっと待機しているんですから。 そのプレッシャーもさることながら、体調管理、メンタル面、、、 何をとっても、真似できる代物ではないですよね。 ・・・で、いよいよその本番の日、、、 もうひとつの悲しいというか、、、避けては通れない宿命、、、 そう、、、 『アンダーなのだから、登場しないことが一番良い』 ということです。 やはり、アンダーは、例えば主役の人がケガや事故で出られなかった場合の代役なんです。 だから、出演機会がないのが実は一番良いんです。 ・・・皮肉なものです。 結局舞台に出られないなんて、、、しかも主役と同じことをしてきたのに、、、 同じだけ苦労して、同じだけ汗をかいてきたのに、、、 それでも舞台には出られないのです。 ・・・私だったら、かなり辛いかも、、、(汗)、、、いや泣いちゃう【涙】。 実は以前、とある舞台で、アンダーをされている方とお話をしたんです。 その時も、その方は結局、出演機会がありませんでした。 そうです、主役の方が踊りきりました。 ということは、舞台としては、、、アンダーの人が出演することがなかったから、 良かったことにはなるのですが、、、 ・・・終演後、その方とお話ができました。 私は、なんて声をかけていいのやらと思っていました。 やっと出た言葉が、、、 「なんていうか、、、その、お疲れ様でした、、、」 でした。 そんな私の気持ちを察してか、その方はこんなことをおっしゃいました。 しかも、満面の笑顔で。 「お疲れ様でした! 大丈夫ですよ、、、私はアンダーですから、、、 結果的には、出番がなくて、とても良かったんです!」 そして最後に、その方はこう付け加えました、、、 「ただ、、、お客様には見てもらえなかったけど、、、 ちゃんと見てもらえてましたから、、、 ・・・神様は、ちゃんと見ててくれてましたから!」 とても気持ちの良い笑顔でした。 私は胸が熱くなりました。 ダンスって、やっぱり素敵だなって、あらためて思いました。 ・・・ちょっと深いと思いません?! そうです、、、神様は見ているんです。 あなたのことも、、、あなたが頑張っていることもちゃんと見てくれています。 私も、あなたのことをちゃんと見てますよ! JAZZ-Oでした! | ||
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